研究の概要
本社事務所棟リニューアル計画に伴い、様々な組織から有志あるメンバーが集まりスタートしました。「みんなにとって良い間をつくる」をゴールとし、日常の観察から本質的な課題を見つけ出し、間づくりカンパニーのセンターオフィスとして「Empower all Life」を体系化する「間」を実現したいと思います。
現在の本社事務所棟は従来の機能的側面を重視したあり方になっており、各部ごとで業務が効率よくまわるための配置を長く使っている家具などで構成されている、地方にはまだよくある環境です。そのため、利用者にとっての変化もすくなく、さらに他拠点の仲間も用事がないと来ない環境になっています。つまり、見えない結界がおそらく生まれており、他拠点の方には行きにくい雰囲気ができてしまっていると推測されます。拠点が複数ある企業として、複数拠点の中にある本社事務所としてのセンターオフィスのあり方を模索しながら、来客スペースを兼ねることで、社内だけでなく、社外の方との集う間のあり方も観察しながら進めていきます。
今回は、ただのオフィス(働く場)ではなく、これまでのコマニーの歴史を紡ぎ、一人ひとりの個性が織りなす行きたくなるオフィス(ワクワク)にしたいと思います。
研究の進め方
- 1.
- 社員へのヒアリング、アンケートの実施
- 2.
- 本社事務所棟ならびに151Aの日常を観察
- 3.
- 課題発見とあるべき姿の定義
- 4.
- コンセプト設計
- 5.
- 間づくりの具体化
- 6.
- 本社事務所棟リノベーション
目標
みんなにとって良い間をつくる
研究結果
本社事務棟のリノベーションで交流が活発に
- 出社率があがった。
- 別の建屋の方がわざわざ昼食を本社にきてとられるようになり、交流が増えた。
- コミュニケーションが他部門と増えた。
- 来客が増えた。
- 出張者や金沢営業所のメンバーが自然と事務所で働く機会が増えた。
間づくり研究で分かったこと
人は環境に大きく影響を受けるものだとわかりました。
以前のオフィスではコロナパンデミックを受け、出社率が低かったり、何となく雑談のしにくい雰囲気ではあったのですが、空間の変化で出社率そのものがあがり、カフェスペースなどが併設することで従業員同士の明るい会話がよく聞こえるようになりました。
また、設計上で意図したことは予想通りに使われることと意外な使われ方があり、空間は人が使ってこそ完成するし、また人がそれぞれアップデートした使い方をすることでより間づくりされるのだと思います。
今後の展開
日々活用する空間だからこそ、日々のひと手間でより間づくりをしていく。人の動きをまた観察し、さらなる間づくられた空間を模索していく。