研究の概要
この研究では、生理現象にまつわる以下のようなストレスの解消を目指します。
女性の生理現象にまつわるストレス
生理のある女性:急な生理で生理用品を持ち合わせていない場合、手配のため時間のロスと心理的負担が生じる事や経血で服やオフィス家具を汚すことでメンタルに打撃を与える事実がある。
生理のない立場:生理にまつわる課題があるメンバーがあってもフォローできない/生理のために席外しされても、理由がわからず、適切な対応ができない。
男性の生理現象にまつわるストレス
膀胱がんや前立腺がんの手術後に尿漏れで悩む男性が使うパッドや紙おむつを廃棄するための適切な場所がないため、非衛生な状況で処理されている。
生理現象にまつわるこのような問題は、自分で解決すべきという認識のもと、職場において誰にも相談できずに見過ごされてきたのではないかと捉えています。
この研究では、本社内女性トイレに生理用品を無償設置すること、また男性トイレにサニタリーボックスを設置することを計画中です。設置の前後で、実態を把握するためのアンケートも実施予定です。こうした「自覚していないストレス」の解消を目指し、生理現象にまつわるストレスが発生しないような、間づくられた職場環境の実現を目指します。
研究の進め方
- 1.
- 設置前アンケート実施
- 2.
- 女性用トイレに生理用品を無償設置/男性用トイレにサニタリーボックスを設置
- 3.
- 設置後アンケート実施
- 4.
- ニュースリリース配信
目標
生理現象にまつわるストレスを軽減する職場環境を実現する。